中井章人 先生

日本医科大学ラグビー部へようこそ


日本医科大学ラグビー部部長 中井章人
(日本医科大学多摩永山病院院長・産婦人科学教室教授)


 日本医科大学は、創立140年を超える我が国最古の私立医科大学で、その卒業生の数は全国一となっています。その中にあって、創部60年を迎える我が伝統のラグビー部は、最も多くの現役医師を輩出しています。
 ラグビーは特性の異なる様々なプレーヤーが、それぞれの役割に応じ個々を磨き、最終的にチームとして力を発揮するスポーツです。けっして、身体の大きさや腕力だけに依存したものではなく、緻密な計画や戦略、また、それらを創造する知的能力も求められるスポーツです。
 これらは、まさに社会の縮図ということができます。医療現場は今、変換点を迎え、個の医療からチームの医療に変わりつつあります。学生時代にその鍛錬を行い身につけることは、その後の医師としての活動に大いに役立つものです。
 また、本学も大きく変わろうとしています。より優秀な人材を求め、さらなる飛躍をめざしています。その中にあって、我がラグビー部が学業、競技、生活の全てにおいて、他の学生の規範となり、その伝統を積み重ねていくことを期待しています。
 私たちと共に、よく学び、よく遊び、意義ある学生時代を過ごして下さい。